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母と女性教職員の会 豊平・清田区のつどい

「札幌市母と女性教職員の会 豊平。清田区のつどい」は、札幌市自閉症・発達障がい支援センター「おがる」の相談員・坂井翔一さんをお招きし「発達しょうがい」とは何か、どのような配慮が必要かについて教えていただいたり、学校・家庭での状況を交流したりする中で、つどい参加者とともに、子ども・お母さんのために何ができるか考えたいと思います。

男性の参加も大歓迎です。どなたでも参加できます。

 

  「子どもたちの今

~発達しょうがいについて考える パート2~」

*講師  坂井 翔一さん

(札幌市自閉症・発達障がい支援センター「おがる」)

 

*日時  2016年6月23日(木)17:30~20:00

*場所  平岸中学校(豊平区平岸1条21丁目3-1)

・地下鉄 南北線澄川駅より徒歩15分

・じょうてつバス南65番・環56番平岸中学校前

 

*主催  札幌市母と女性教職員の会

 

*参加費無料

*駐車場が狭いので公共交通機関をご利用ください

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障害者差別解消法を考えるフォーラム

第14回DPI北海道ブロック会議 通常総会記念イベント

「障害者差別解消法を考えるフォーラム」

障害の有無に関わりなく、だれもがともに暮らすことのできる地域社会を実現するために障害者差別解消法の目的と内容の周知を図るために行われるフォーラムです。私たちの会の旭川会員、林さんもシンポジストとして参加します。

*記念講演

 「障害者差別解消法と共生社会の実現

   ~合理的配慮と建設的対話を中心に~」

  尾上 浩二 氏(内閣府障害者アドバイザー、

          DPI日本会議副議長)

*シンポジウム

 「障害者差別解消法が今後どのような変化をもたらすか」

 ・シンポジスト

  船山 暁子 氏(ルピナス法律事務所弁護士)

  山崎  恵 氏(インクルネットほっかいどう代表)

  荒野 耕司 氏(NPO法人地域生活きたのぱお代表)

  林  充子 氏(どんなに障害が重くても地域の学校へ)

 ・コメンテーター

  尾上 浩二 氏

 ・コーディネーター

  田中 耕一郎 氏(北星学園大学福祉学部 教授)

*とき

 2016年6月18日(土) 13:00~17:00

                (受付12:00~)

*ところ

 札幌市社会福祉総合センター 4階 大研修室

  (札幌市中央区大通19丁目)

*参加費

 500円

*協力

 北海道移送・移動サービス(STネット北海道)

 インクルネットほっかいどう

*主催

 DPI北海道ブロック会議

*託児

 あり(要事前申し込み)

*申し込み

 6月13日まで(青野までご連絡下さい)

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今月の例会

6月の例会のお知らせ

 

*とき   6月12日(日)13時30分~16時30分

 

*ところ  札幌エルプラザ 2階 会議コーナー

(札幌市北区北8西3)

 

*学校の様子、就学の問題についてなど、当事者の話を中心に意見交換をします。どなたでも参加できます。

 

 

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就学ホットラインのお知らせ

全国一斉 障害児の「就学ホットライン」北海道のご案内

障害者権利条約を批准し、障害者基本法、学校教育法施行令も改正され、さらに障害者差別解消法が施行されました。これらの法改正によって保護者の意向が最大限尊重されて障害があっても地域の学校への就学が保障されるはずなのですが、現実には保護者の付き添いが求められたり、特別な教育の場が相当であるという判断が一方的にされることがまだみられます。そして地域で共に学びたいという願いが実現できるのかと、心配や不安をもつ保護者も多くいることでしょう。

障害のある子どもたちが、地域の普通学校・普通学級ですごしてきたこれまでの経験や、学校や教育委員会と話し合ってきた経験、専門的な知識をもとに悩みをいっしょに考えることに心がけて相談をお受けします。

「障害」のあるお子さんのこれからの就学や進学、現在の学校生活で悩んでいること、困っていることがありましたらお気軽にご相談下さい。いっしょに考えていきましょう。

  日  時   6月5日(日)10:00~17:00

  受付電話   011-852-2688(当日のみ) 

*就学相談ホットラインは「障害児を普通学校へ・全国連絡会」が全国的に行う一環として、北海道として行うものです。(年1~2回開催しています)

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卒業しました 続き

前回、新聞記事を投稿したのですが文字が見えずらいようなので全文を紹介します。

 

「共に学ぶ」貫き9年  ダウン症の青野さん 普通学級卒業

 

ダウン症の青野洸夢(ひろむ)さん(15)=札幌市南区=が、今春、市内の公立中学校を卒業した。青野さんは小中の9年間、障害に応じた教育を受ける「特別支援学校」ではなく、普通学級で学んだ。「障害の有無で分けられたくない」という母比奈子さん(51)の思いからだ。周囲の理解や助けを得ながら二人三脚で一歩づつ進み、卒業の日を迎えた。(編集本部 古川有子)

 

「卒業証書授与式を始めます。」4月28日、中学校で洸夢さんのためにひと月遅れの卒業式が行われた。3月の卒業式は心臓の手術で出席できなかった。卒業証書を胸に、洸夢さんは「ありがとうございます」とはにかんだ。

比奈子さんと父光さん(50)、3人きょうだいの5人家族。幼いころから心臓に疾患を抱え、保育園に通えなかった。比奈子さんが仕事を辞め、2人で療育施設に通った。学齢期を迎え、比奈子さんが「学校に入ったら、いろんな人との関わりの中で育ってほしい」と考え、普通学級を選んだ。

多くの壁にぶつかった。体の発育が遅れて歩けず、学校で比奈子さんが常に付き添った。授業中に教室を出たり、床に座り込んでしまうことも。「障害があるのに、なぜ無理して普通学級に通わせるのか」という声も聞こえてきた。

一方で、比奈子さんの思いを理解してくれる保護者も少しずつ増え、付き添いをサポートするボランティアサークルもできた。

黒田美香さん(49)は、息子の颯さん(15)が小学校で洸夢さんと同じクラスだった。毎日付き添い、学校行事も一緒に参加する比奈子さんの姿に、強い思いを感じたと振り返る。「普通学級と特別支援学校、どちらがいいか正解はないと思う。でも、青野さんの思いを尊重したいという気持ちになった」

子どもたちも大きな助けになった。成長につれて徐々に歩けるようになった洸夢さんだが、小学生の時に階段を嫌がって立ち止まっていると、友だちが「手をつないで行こう」と声をかけた。洸夢さんは手をつなぎ、笑顔で階段を上り始めた。比奈子さんは、子どもたちは「自然に洸夢を受け入れてくれた」と振り返る。

 

中学1、2年で同じクラスだった友人の河合祐輔さん(15)にとって、障害のある子と一緒に学ぶのは初めてだったが、表情豊かな洸夢さんとの会話は、聞き取れない言葉があっても楽しかったという。「いつもニコニコして、クラスを明るくしてくれたし、陸上競技会で断トツビリなんだけど、一生懸命走る姿はすごくよかった」と河合さん。「洸夢は助けてもらっていただけじゃない。洸夢のおかげで経験できたことがたくさんあった」

卒業アルバムは「楽しかったよ、ありがとう」「洸夢はみんなに愛される人だね」といった寄せ書きがあふれた。

同世代の仲間の中で居場所をつくり、過ごした日々が凝縮されている。洸夢さんは「学校は楽しい。うれしいです」と顔をくしゅっとさせて笑う。9年間の豊かな経験を元に、高校進学へ向けて準備を始めている。