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札幌市教育委員会との話し合い

ギリギリのお知らせですみません。明日、札幌市教育委員会との話し合いがあります。参加されるかたはご連絡ください。よろしくお願いします。

 

日時  2月14日(火)18時から(2時間くらい)

場所  札幌市教育委員会 会議室

(中央区北2西2 SТV北2条ビル)

集合  17時45分 1階ロビー

 

*札幌市教育委員会にはあらかじめ要請文を提出しており、それに

基づいて話し合いを行う予定です。要請文が必要なかたはお知ら

せ下さい。

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全国教研に参加して

2月3日~5日、新潟市で開催された教育研究全国集会の「インクルーシブ教育」の分科会に傍聴として参加してきました。全国の小中高の先生28名のレポートは、普通学級、特別支援学級、特別支援学校など様々な立場からの実践報告でした。

 

その中で特別支援学級と交流学級(普通学級)についてのレポートがいくつかありました。障害のある子が交流学級でうまくいかなかったけれど、特別支援学級の中で個別に支援をすることで自己肯定感を育むことができ、困難を克服することができた。そしてまわりの子どもたちもその子の成長を喜び理解も深まった。という内容でした。特別支援学級は子どもを輝かせるために支援する場所、交流学級はその子が輝く場を提供する場所である、という先生の考えも述べられていました。

 

しかし、果たしてそうでしょうか?

 

障害のある子を分けて支援してそこで困難を乗り越えてその結果を見せること・・周りの子どもたちにとってはその結果の部分しか見ることしかできません。私は結果よりプロセスを見せることが大事だと思います。

例えば、言葉が上手く伝わらない、という状況だったとします。分けた場での支援はその子に合った教材を使い語彙を増やすこと、などその子を何とかしようということに限られます。でも分けない場では周りの子どもたちがどうしたらいいのか考えることができます。子どもたちはその子に一生懸命言葉を教えるかもしれない、あるいはその子の言葉が分かるように自分たちが変わればいいと考えるかもしれない、また、言葉以外でコミュニケーションを取る方法に知恵をしぼるかもしれない・・たくさんの人が関わることでその答にはバリエーションがありますし、さらに子どもたちは大人が考えつかないような発想もします。(それは私の息子の経験からも感じたことです。)

子どもたちは今後も障害のある人と出会うことがあると思います。

そんなとき、障害のある人は専門的なところに行けばいい、専門家にまかせておけばいいと思う人に育てるか、自然に手を差し伸べられる人に育てるか、やはりその答は後者だと思うのです。

 

子どもたちが人と出会える場は学校です。そこで自分と他人は違うことを認め合い関わりを学びます。その中にあたりまえに障害のある子もいていいはずです。せっかくのチャンス、そこで分けることはとてももったいないことなのではないでしょうか。

(たぶん続きます・・)

 

青野 比奈子

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久しぶりですみません!

すっかりご無沙汰しておりました!前回の投稿から三か月以上も経っていたなんて・・本当にすみません!

 

いろいろとご報告したいことはあるのですが、とりあえず次回の例会のお知らせです。

 

日時  2月12日(日)13時30分~16時30分

 

場所  エルプラザ 2階 会議コーナー

(札幌市北区北8西3)

 

学校の様子など当事者の話を中心に意見交換をします。

どなたでも参加できますのでぜひお越し下さい。

 

(青野)

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直前ですが・・集会にご参加を!

  障害があっても高校進学を実現しよう!道民集会

   ~札幌南高定時制定員内不合格問題と合理的配慮を考える~

1、目的

「すべての国民が障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合う共生社会の実現」を目的とした障害者差別解消法が今年4月に施行されました。また、この目的を実現するために定められた基本方針では、知的障害等により本人の意思表明が困難な場合には、家族、介助者等が本人を補佐して行う意思表明が必要であることを明記しています。

しかし、今春、行われた札幌南高定時制(面接)においては、こうした法令等を無視するように知的障害に基づき必要とする介助者の同行の申し出を他の(障害のない)受験生との公平性に反するとして拒否されました。

そして特別の支障がない限り、定員内不合格を出さないとされていた入試結果は、本人の入学の意思を面接官が確認できなかったことを理由として、唯一の不合格者とされました。

今回の受験時に保護者の申し出があったにも関わらず介助者の同行を認めなかったこと(合理的配慮の不提供)。代替え手段に講じるための合意形成を怠ったこと。そして、その結果、他の受験生が全員合格した中、追加入試はひとりだけの受験だった中、唯一、入学の意思が確認できなかったことを理由とした不合格は、障害者差別をなくすための法的義務が課せられているはずの公立高校が障害者を差別した事実以外の何ものでもないと指摘せざるをえません。

そして、不合格から半年以上が経過しました。

この間、本集会の主催団体は、この問題を解決・改善するために北海道教育委員会と札幌南高校への公開質問、交渉の取り組みを、当事者を中心として、弁護士など問題意識を共有する方々とともに展開してきました。

本集会は、今回の問題とこの問題の改善に向けたこの間の取り組みを多くの道民に共有していただくとともに、失望や諦めではなく、連帯の輪を拡大し、問題の早期解決と同じ過ちが二度と繰り返されることなく、障害があっても差別や排除されることがない社会、障害があっても夢や希望を抱くことが出来る社会、そして、障害があっても高校に進学できる社会の実現に寄与することを目的として開催します。

2、日時

2016年11月3日(木)13:30~16:00

            (受付13:00~)

3、場所

かでる2・7(札幌市中央区北2西7)5階 520研修室

4、主催

DPI北海道ブロック会議、インクルネットほっかいどう

5、参加費

500円(資料代)

6、内容

13:30 主催者挨拶

13:40 今までの取り組みの報告

13:50 当事者からの状況説明、思いなど

14:10 団体交渉の報告

14:25 休憩(DVD上映)

14:45 講演 (仮称)札幌南高定員内不合格問題について

      講師  弁護士~調整中~

15:30 質疑応答、意見交換

16:00 閉挨拶

7、申込等

・参加の事前申し込みは必要ありません

・資料を必要としない介助者は無料です

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就学ホットラインのお知らせ

全国一斉 障害児の「就学ホットライン」北海道のご案内

 

障害者権利条約を批准し、障害者基本法、学校教育法施行令も改正され、さらに、障害者差別解消法が施行されました。これらの法改正によって保護者の意向が最大限尊重されて、障害があっても地域の学校への就学が保障されるはずなのですが、現実には、保護者の付き添いが求められたり、特別な教育の場が相当であるという判断が一方的にされることがまだみられます。そして、地域で学びたいという願いが実現できるのかと、心配や不安をもつ保護者も多くいます。

 

障害のある子どもたちが、地域の普通学校・普通学級で過ごしてきた経験や、学校や教育委員会と話し合ってきた経験、専門的な知識をもとに、悩みをいっしょに考えることに心がけて、相談をお受けします。

 

「障害」のあるお子さんのこれからの就学や進学、現在の学校生活で、悩んでいること困っていることがありましたら。お気軽にご相談ください。いっしょに考えていきましょう。

 

日時     10月23日(日)10~17時

受付電話   011-852-2688(当日のみ)

受付者    地域活動センター栄通プラザ(荒野)

*23日以降は011-889-6560(ぱお 荒野)

 

・就学相談ホットラインは「障害児を普通学校へ・全国連絡会」が全国的に行う一環として北海道として行うものです。当日の電話受付は当会の事務局も参加しています。